茶席の作法、基本の知識。知っていると安心!プチ体験スポットもご紹介★

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年末年始は少しヤマトナデシコ度高くしたいですね。訪問先やお寺などで抹茶をいただくこともあるかもしれません。お茶席・お茶会とするとハードルぐっと上がりますが、そうでなくても予備知識があればうんと楽しくおいしくいただけます。基本のお茶の作法と意味を知っておきましょう。

マナー画像
出典;http://www.nikkei.com

お茶室で正座して・・でなくてもお茶はいただけます。裏千家では椅子に座っていただく立礼式(りゅうれいしき)の作法もあります。座り方はどうあっても、流派が違ってもお茶を楽しむことは同じです。一番基本の「飲み方」を知っておきましょう。

いろいろ
出典;http://www.nikkei.com

お茶を楽しくいただきましょう

お茶席には大きく分けて二種類あります。
ひとつは、懐石、濃茶、薄茶をもてなす正式な茶会である「茶事」です。

もうひとつは、多くの客を一同に招き菓子と薄茶(あるいは濃茶)のみをもてなす「大寄せ」の茶会です。
初めてお茶を体験する方は、まず茶事に招かれることはないはずですから、大寄せの茶会での作法を知っていれば、あなたも大丈夫です。最近は椅子の席の場合もあります。

立礼
出典;http://www.urasenke.or.jp
 

持ち物

基本は懐紙、菓子きり(黒もじでも良い)・扇子です。懐紙はお菓子をいただくのに絶対必要ですし、黒もじもあると安心です。ちょっとお茶が出そうな所にお出かけするときは、バッグに忍ばせておきましょう。

和室なら、扇子は座ってご挨拶してりする時には必要です。さらに和室に上がる形の時は、靴下必須!です。ストッキングでも白い靴下を持っていきましょう。

お茶席セット
出典;http://www.amazon.co.jp

受付

受付がある場合は、受付を済ませます。すると寄付という待機場所に案内されます。ここでブレスレットや指輪をとりましょう。お茶碗やお道具を傷つけないためです。

席入り

準備が整ったら、席に案内されます。

正客が決まっていれば、正客が一番に入ります。

入り口で膝前に扇子を置き一礼してから躙って(正座の姿勢で腕をつき、膝で進みます。)入り、次に床前、点前座と進みお道具を拝見します。

扇子
出典;http://withplace.info

しかし、大寄せの茶会の場合は人数が多いので、それらは省略して立ったまま誘導される場合が多くあります。

畳のへりを踏まない、敷居を踏まない、というのがここでのポイントです。右足から・・とか言われますが流派によって違います。

一番奥の席は「正客」といってメインのお客様の席です。作法がわからない場合は避けた方が無難です。わかっていそうな方に譲りましょう。一番最後の席も「お詰め」といって役割がありますから、避けましょう。

畳の場合、ヘリの内側にお茶碗を置いたりしますので、ヘリからある程度の下がって座ります。また、ヘリの外に置かれた菓子をとったり、お茶碗をとったりしますので、遠すぎないことも大切です。

お点前が始まる!

お点前
出典;http://www.cyber-world.jp.net

お点前をする人が出てきて点前が始まります。

次に亭主が出てきて挨拶しますので、当然こちらもお辞儀をします。

亭主と正客の話が始まります。道具などのお話が聞けますから、今日の趣向がわかります。

最初はお菓子

主菓子
出典;http://chizukokanda.blog5.fc2.com
 
菓子器で和菓子(主菓子)が出されます。菓子器を出した時には亭主がお辞儀をしますが、これは正客のみがお辞儀返すのが表千家と裏千家、武者小路家では、お客みんながお辞儀を返します。

 ここ、ちょっとドキドキ。

正客から、主菓子を懐紙に取っていきます。

懐紙
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 自分の前に菓子器が来たら(ヘリ外に来ます)、少し下座側に置きなおし、下座の人に、「お先に失礼します」と会釈します。

自分の前に戻します。(ヘリ外、元の位置です。)ここで亭主にも「ちょうだいいたします」とあいさつするのが表千家と武者小路千家、亭主には言わないのが裏千家です。

懐紙を取り出し、懐紙の輪(折り曲げてある方)を手前にして、ヘリの内側に置きます。
この時、一枚だけ懐紙を使うのが表千家と裏千家、懐紙全部をおいて、一番上の一枚を折り返して使うのが武者小路千家です。

お菓子
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菓子器に添えられている箸で主菓子を取り、懐紙の上に取ります。そして箸を懐紙の端を折って、そっと拭き、もとの菓子器の上において菓子器を下座に廻します。

皆が主菓子を取り終わった後、正客が食べだすのをみて、自分も菓子切りや楊枝で半分くらいに切り食べます。おまんじゅうなら手で割って食べても大丈夫です。

黒文字
出典;http://news.ocha-yaokaen.net

自分だけ食べ始めてはいけません。

食べ終わったあと、懐紙はたたんでしまいます。

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お菓子は食べきってしまいます。どうしても食べられない時は、そっと懐紙に包んでしまってしまいましょう。

次に干菓子が回されることもあります。同じパターンで取ります。干菓子は2服目のお茶のために出されるのですが、1服しかいただかない場合は食べてしまって大丈夫です。2服目が予定されている場合は膝前に置いておきます。

懐紙に包んで持ち帰るのもありです。

今日安
出典;http://www.urasenke.or.jp

お茶が来ます

茶事では一服ずつ点てて、客はその茶碗を取りに出ますが、大寄せの場合は、正客に主茶碗(おもじゃわん)で出される他は、水屋で点てて運ばれる点出し(たてだし)が一般的です。

点てられた茶碗が正客側の人から順番に運ばれてきます。自分の所に茶碗が置かれた時、運んできた人が挨拶しますので自分も同時に挨拶を返します。

席
出典;https://www.city.uji.kyoto.jp

畳のへり内の、前の客と自分との間に、右手で茶碗を取り込み、前の客にあいさつをします。「ご相伴いたします」がご挨拶の言葉です。

右手で、今度は自分と次の客の間(ヘリ内)に置き、次の客にあいさつ「お先にいただきます」をします。

右手で、自分の正面の畳へり内ひざ正面に置き、亭主に「お点前いただきます」とあいさつをします。

茶碗を右手でとり、左手にのせ、右手を添えて軽くおしいただき、茶碗の正面を避けるために、ふところ回し(時計の針の方向と同じ)に二度まわして、向きを変えます。

茶わんは出されたときに自分の方に向いているのが正面です。絵柄があることも多いです。亭主は正面を客に向けるが、客は茶わんを大切にするため正面を避けて飲みます。「化粧などの油分が正面につき、汚れないように」との配慮ともいわれます。

お茶をいただきます。

茶席
出典;http://himeji.keizai.biz
 

薄茶は幾口に飲んでもよく、きまりはありません。
最後は「すっ」と残りを全て吸いきる気持ちでいただき、飲みきります。

飲み口を軽く右手の指先でぬぐいます。
指先を、ふところの懐紙でぬぐいます。

抹茶
出典;https://kotobank.jp

お茶碗拝見

お茶を飲み終わったら、茶碗を拝見します。
両手を畳についたままで、茶碗を拝見します。
全体の姿、見込などを拝見したら、茶碗を軽く持ち上、高台などを拝見します。

武者小路千家では、茶碗を傾けて拝見する際は、懐紙を取り出し茶碗の下に置きます。拝見するときに、残ったお茶が垂れて畳を汚さないようにとの配慮からです。

持ち上げるときは、高く上げないようにします。

亭主に返すときは、右手で茶碗を持ち上げ、左手の上に置き、茶碗の正面が亭主の方を向くように、ふところ回し(時計の針の方向)に二回まわし、相手正面に変えます。

畳のへり内、ひざ正面に置きます。
表千家と武者小路千家は、茶碗を畳のへり内に置きますが、裏千家は畳のへり外に置きます。

東京道場
出典;http://www.urasenke.or.jp

ちなみに、表千家から出た松尾流では、正面を向けて出された茶碗を、正面を避けずにそのまま飲むため、茶碗は回しません。茶碗の最も良いところから飲むという考えからです。
(実は私は松尾流・・。)

暫くして茶碗をとりにきますので、取りに来た人が会釈したらこちらも会釈を返します。

お道具拝見

お道具拝見
出典;http://www.miura-cha.jp

茶道具が客に見せる為に、運ばれてくるときがあります。

前の客から茶器が畳のへり内に渡されたら、次の客に「おさきに」と一礼して、ここでお道具を移動しません。

このタイミングでの「お先に」は表千家と武者小路千家です
裏千家では、先客が最後に全体を見ている時にしておきます。

茶器を膝前にとり、畳に両手をついて全体の姿を拝見します。

蓋があるものなら、に蓋を取って両手で蓋を持ち、その裏表を拝見して、茶器の右寄りに俯けて置き、次に茶器を取り上げ拝見します。蓋を閉めて膝前に置き、もう一度姿を拝見します。

気をつけるのは高く持ち上げないことです。身体を下げて拝見しましょう。

茶杓の拝見では節より先に触りません

茶杓
出典;http://nanao-art-museum.jp

次の客に差し出します。へり内に置きます。

最後に亭主が挨拶し終了です。

参考;http://homepage2.nifty.com
参考;http://chanoyu.canoco.net
参考;http://verdure.tyanoyu.net

迷ったら

まわりの人の真似をする!
今まで書いてきたとおり、流儀が違うと作法が異なりますので、大寄せの茶会では少々間違えても全然平気ですから、堂々としていましょう。

お手軽抹茶体験スポット

東京駅八重洲口の京都のアンテナショップには、お抹茶体験コーナーがあります。

アンテナショップ
出典;http://www.kyotokan.jp 

アンテナショップ公式サイト;http://www.kyotokan.jp 
毎週 金・土・日曜日
12:30~16:30
1服 500円(京のお菓子付き)

一服のお茶でやすらぎのひとときをお楽しみください。茶道講師が簡単なお作法のご案内をしております。

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